お試し版( ご利用ガイド )

お試し版 ご利用ガイド

お試し版 ご利用ガイド

このページでは「お試し版」で PUBNAVI を体験頂くための、一連の手順を説明しています。

はじめに

「お試し版」には予めサンプルデータが登録されています。そのデータに沿って印税計算をしたり支払処理をすることで、明細書や支払報告書を出力して内容を確認することができます。

以下、登録されているデータについて説明していますので、システムの画面と照らし合わせて確認することで、それぞれの画面と項目の意味ならびに画面間の関係性が把握頂けるかと思います。

作業の全体像と登録済みデータ

PUBNAVI での作業は以下のように、ご利用開始時に「各種設定」を行い「スケジュール設定」された支払月毎に「売上取込 → 印税計算 → 編集原価 → 支払処理」を行う流れとなります。

「無料お試し版」では「各種設定」にサンプルデータが登録されています。(下の図の黄色部分)またスケジュールには[毎月印税集計して毎月支払う]*1 かたちで2022年10月11月12月の3回の支払月が設定されているので、各画面には以下の図で示す年月が処理対象として表示されます。

*1 四半期ごと、半年ごと等の支払のスケジュールも設定できます。

4つのステップを実際に操作しながら体験して行きます。

事前準備

実践に入る前に、各ステップで使う取込用のファイルを用意しておきます。

  • PUBNAVIお試し登録用データ をダウンロードします。
  • ダウンロードしたファイル(PUBNAVI_sample_data_202209.zip)を解凍します。
  • 解凍すると以下のようにフォルダとファイルが展開されます。

PUBNAVIお試し登録用データ

売上ファイル_売上計上月2022年9月

mbj_202207.csv

メディアドゥ_202207.tsv

メディアドゥBS_202207.tsv

楽天kobo_202208.xlsx

編集原価.xlsx

  • [売上ファイル_売上計上月2022年9月]フォルダ内の4つのファイルは「売上取込」で使用します。
4つの販路と売上ファイル

お試し版環境には「販路マスタ」に4つの販路(書店や取次)が予め登録されれています。これら4つのファイルは対応する販路から入手する売上ファイルのサンプルです。( 作業の全体像と登録済みデータ を参照)

  • [編集原価.xlsx]は「編集原価」の登録で使用します。
  • 解凍したファイルの保管場所を覚えておきます。

お試しステップ

[電子書籍]をクリックすると 売上取込 や 印税計算 などのサブメニューが表示され[支払処理]をクリックすると 編集原価 や 支払い処理 などのサブメニューが表示されます。

売上ファイルを取り込んでみます

このステップでは、登録済みの4つの販路について、2022年9月計上分の売上取込を行います。

  • メニュー[電子書籍>売上取込]をクリックして売上取込画面を開きます。
  • 売上計上月「2022年09月」を選択します。( 年月の左にある左向き三角ボタンで操作します )
  • 各行右端のボタンを押します。
  • [売上(確定値)の取込]ダイアログが表示されたら、保管しておいた 売上ファイル選択します。( ファイルをドラック&ドロップするか[ファイルを選択]ボタンでダイアログを表示して指定するか何れかの方法で選択します )
メディアドゥ取込の画面例

販路と売上ファイルは以下の通り対応しています。

販路売上ファイル
モバイルブック・ジェーピーmbj_202207.csv
メディアドゥメディアドゥ_202207.tsv
メディアドゥ(BS)メディアドゥBS_202207.tsv
楽天Kobo楽天kobo_202208.xlsx
  • 取込が完了するとダイアログに取込結果が表示され、行右端のボタンがに変わります。
メディアドゥ取込の画面例

もっと詳しい説明を確認できますか?
マニュアルFAQ でより詳しい説明をご確認頂けます。

印税計算をして明細書を出力してみます

このステップでは、印税計算を行いその結果を出力した明細で確認、引き続き、支払先別の明細も確認します。

売上入力を締める

  • メニュー[電子書籍>印税計算]をクリックして印税計算画面を開きます。
  • 計算予定日(2022/9/30)の行にあるボタンを押します。
  • [売上入力締めの開始]ダイアログが表示されるので[実行]ボタンを押して処理を開始します。

印税計算を行う

  • 売上入力の締め処理が完了すると、ボタンがに変わるので、このボタンを押します。
  • [印税計算の開始]ダイアログが表示されたら[実行]ボタンを押して計算を開始します。

明細で結果を確認する

  • 印税計算が完了すると、行右端にあるボタンが有効になるので、このボタンを押します。
  • [印税明細の確認]ダイアログが表示されるので、計算結果を確認します。
  • リストの左上にあるボタンでExcelファイルをダウンロードして確認することもできます。

計算結果を確定する

  • 計算が完了すると、ボタンがに変わるので、このボタンを押します。
  • 確認ダイアログが表示されたら[OK]ボタンを押して計算結果を確定させます。

支払先別の明細書を確認する

  • 計算結果の確定が完了すると、ボタンがに変わり印税計算処理が全て完了となります。
  • この状態でもう一度、行右端のボタンを押します。
  • [印税明細の確認]ダイアログが表示されるので[支払先別明細書]タブを選択します。
  • 支払先毎に印税計算結果が一覧されるので内容を確認します。
  • 行右端のボタンを押して明細書(PDFファイル)をダウンロードして内容を確認します。
  • リスト左上にあるボタンを押すと、全ての支払先の明細書(PDFファイル)をまとめた.zipファイルをダウンロードすることができます。
  • ダウンロードした.zipファイルを解凍して作成される明細書(PDFファイル)は、ファイル名の先頭に[支払先コード]が付記されています。(例:P001-202209-FIXED.pdf)
  • 明細書のPDFファイルには「印税明細」の後に「売上明細」も出力される *2 ので、出力項目や体裁の確認に加えて、登録済みの売上データと出力内容を照らし合わせ確認することで、どの様な粒度で明細出力されるか等も確認頂けます。

*2 「売上明細書」を[添付する/しない]は「帳票設定」画面で設定できます。

「印税明細」「売上明細」は何につかうの?

毎月の集計結果の確認のほか、支払先への速報値報告としてもお使い頂けます。

進めていった処理は元に戻せるの?

[操作ボタン]で処理が実行されると、データの状態変化に合わせて[操作ボタン]も次の操作に変化したり、帳票などのダウンロードボタンが有効になったりします。このように変化していった状態は、行右端にあるメニューから一つ前の状態に戻すことができます。処理の流れに沿った「状態の遷移」はこちらで確認頂くことができます。

編集原価を追加してみます

このステップでは、電子書籍印税とは別の編集原価となるものを追加します。( 紙の本や原稿料、イラスト料などがサンプルとして用意されています )

  • メニュー[支払管理>編集原価]をクリックして編集原価画面を開きます。
  • 左上にあるボタンを押します。
  • [編集原価の取込]ダイアログが表示されたら、保管しておいた編集原価.xlsx]を選択します。( ファイルをドラック&ドロップするか[ファイルを選択]ボタンでダイアログを表示して指定するか何れかの方法で選択します )
  • 取込が完了したら左上にあるボタンを押します。
  • [絞り込み条件の設定]ダイアログが表示されたら、計上日を[2022/9/1〜2022/9/30]として[OK]を押します。
  • 支払先や商品名(件名)などの内容を確認します。

支払処理をして支払案内書を出力してみます

このステップでは、印税と編集原価を集計し、その結果を出力した明細を確認して確定させます。最後にお支払先に送付する「お支払通知書」を確認します。

支払を集計する

  • メニュー[支払管理>支払処理]をクリックして支払処理画面を開きます。
  • 支払年月2022/10のボタンを押します。
  • [支払集計の開始]ダイアログが表示されるので[実行]ボタンを押して印税と編集原価の支払集計を行います。
  • 支払集計が完了すると、行右端にあるボタンが有効になるので、このボタンを押します。
  • [支払明細の確認]ダイアログが表示されるので、内容を確認します。
  • 左上のメニューの[すべての明細情報]を選択すると、明細情報ファイル(支払処理明細_202210.xlsx)がダウンロードされます。
  • [支払通知][支払明細][印税明細][売上明細][各種お支払明細]の5つのシートで出力情報を網羅的に確認することができます。

集計を確定する

  • Excelでの明細内容の確認に問題がなければ、ボタンを押します。
  • [集計結果の確定]ダイアログが表示されるので[実行]ボタンを押して確定させます。

お支払通知書を確認する

  • 確定処理が完了したら、行右端にあるボタンが有効になるので、このボタンを押します。
  • [支払明細の確認]ダイアログが表示されるので、左上のメニューの[すべての帳票]を選択すると、帳票をまとめたzipファイル(statement-all.zip)がダウンロードされます。
  • ダウンロードした.zipファイルを解凍して作成される帳票(PDFファイル)は、ファイル名の先頭に[支払先コード]が付記されています。(例:P001-202207-statement.pdf)
  • 行右端のボタンを押して、支払先毎に帳票をダウンロードすることもできます。
  • お支払通知書の出力項目や体裁の確認に加えて、支払先マスタの登録内容と出力内容の関係や、スケジュール設定で定義された支払サイクルと支払日の関係を確認することができます。
  • また、お支払通知書には上記のサマリーページの後に「印税明細書」「売上明細書」「各種お支払明細書」*3 が出力されているので、著者へ送付する報告書として確認することができます。

*3 「売上明細書」と「各種お支払明細書」は[添付する/しない]を「帳票設定」画面で設定できます。

印税計算のステップで確認した明細と何が違うの?

このステップでは支払対象期間すべての「電子印税明細書」「電子売上明細書」が作成されます。

案内送付する

  • お支払通知書の確認に問題がなければを押します。
  • [支払案内の送付]ダイアログが表示され、支払先毎の内容が一覧表示されます。
  • 左上のボタンで一覧されている支払先すべての帳票をダウンロードして印刷、郵送します。
  • [完了にする]を押して支払案内の送付を完了させます。
支払案内をメール送付

支払先マスタで送付方法に[メール]を設定しておくと、支払案内PDFが添付されたメールを支払先のメールアドレス宛に送信することができます。

支払処理を行う

  • 支払案内の送付が完了したら、を押します。
  • [支払処理]ダイアログが表示されます。ここで[FBデータをダウンロード]ボタンを押すとファームバンキング用の振り込み用ファイル(fb.txt)をダウンロードすることができます。
  • [完了にする]を押すことで、全ての作業が終わり、ボタンがになります。

お試しポイント

ここまでで一通りの作業の流れを体験してきましたが、いかがでしたでしょうか。

一連の作業の流れを振り返りながら、以下のお試しポイントを再度ご確認頂くことで、PUBNAVI を使った印税支払業務がどのようなものになるかイメージをしてみましょう。

お試しポイント対象の画面等参考にする情報
マスタに何をどの様に設定するのか?基本設定・販路マスタ・商品マスタマニュアル(各種設定
スケジュール設定と売上取込との関係を知るスケジュール設定・売上取込マニュアル(スケジュール設定
売上取込後、支払明細を出力するまでの手順印税計算・支払処理マニュアル(印税計算
支払明細にはどんな内容が出力されているか?支払処理・支払案内書PDFマニュアル(支払処理

トライアル版で更にお試し

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