初期設定

PUBNAVIを利用開始するには、下の図に示すように(ピンク部分の)業務利用の前に(青部分の)初期設定を行う必要があります。

初期設定には 2つの作業があります。お手持ちの情報を準備頂く事前準備(黃部分)と、PUBNAVI上での登録作業(緑部分)それぞれについて以下に説明します。

初期設定と業務利用の概念図

事前準備

事前に準備して頂くものについて以下に説明します。

利用者情報

システムに登録する企業情報とお申込みされた方の情報です。

貴社企業情報貴社の出版社情報
利用者情報貴社管理者、およびシステムのご利用者様情報

業務マスタ情報

現在の業務でお使いの各種情報です
次の登録作業で設定する情報となります。
(現用システムのデータがある場合は、そちらをご用意ください

商品情報貴社商品の情報、またはマスタデータ
商品コード変換情報貴社商品の管理コードと販路毎に付与されたコードの変換・マッチング情報
支払先・著者情報支払先、または著者様の情報
印税契約情報著者様と締結されている商品毎の印税契約情報
販路情報取引先となる販路情報
編集原価区分情報編集原価として入力する際の分類情報

登録作業

 システムでの登録作業は、以下の手順で実施していきます。

5つの作業について以下に説明します。

基本設定

ご利用の出版社の情報、および各種基本設定を行います。 →マニュアルはこちら

販路設定

売上データの取込を行う前に、取引がある販路を登録します。 →マニュアルはこちら

  • 販路マスタ
    システムで用意されている販路マスタの中から該当するものを選択します。
  • 独自販路
    システムで用意されていない、用意されているが取込情報が異なる、といった場合は、独自販路を作ります。
  • 売上取込設定
    独自販路登録した販路の売上ファイル仕様を設定します。
    システムで用意されている販路は、売上取込設定済です。ユーザーによる変更も可能です。

スケジュール設定

売上取込、印税集計、および支払タイミング等の設定を行います。 →マニュアルはこちら

マスタ設定

  • 支払先マスタ
    支払先の登録を行います。
  • 商品マスタ
    商品の登録を行います。
    「商品マスタ」を登録するためには、事前に「支払先マスタ」の登録が必要です。
    売上ファイルの取り込みは、ここで登録された商品単位で行われます。
  • 商品コード変換マスタ
    販路より受領する売上ファイルに「商品コード」が記載されていない場合、販路側で振られたコードや売上ファイル記載の商品名を「商品コード」に読み替えて取り込みを行うための変換マスタを登録します。
  • 印税契約マスタ
    印税契約情報の登録/更新を行います。
    「標準契約」、および個別契約として商品単位、支払先単位での設定が可能です。
    共著の商品は、個別契約の登録が必要です。
    同一商品に対して、「通常販売」/「読み放題」別に契約設定を行います。
  • 編集原価区分マスタ
    「編集原価登録」による支払を行う際の区分マスタの登録/更新を行います。

→各マスタファイルの仕様はこちら