前払金

  • 前払金の設定を行います。
  • ここでは前払金の支払いと、印税金額での相殺処理の設定を行います。

前払金操作手順

  •  画面の表示を更新するボタンです。
  •  前払金の追加を行います。
  •  前払金登録後、画面に表示される前払金一覧リストの絞り込み条件の設定を行います。
    • 絞り込み条件は、計上日の期間設定、支払年月支払先リクープ単位作品/タイトル/商品名有効期間のほか、支払集計済/未集計残高での絞り込みが可能です。
  •  クリックで表示されるメニューから、編集するで編集が、削除するで登録データの個別削除が可能です。

前払金の追加

  • 前払金の追加の設定項目は以下となります。
項目 備考
計上日 yyyy/mm/dd形式で記載
支払年/支払月

前払金を支払う年月をプルダウンメニューで指定します

※「編集原価」登録と同様、ここで登録した前払金が指定年月に支払われます。

支払先 前払金を支払う支払先を、プルダウンメニューから選択します
リクープ単位

作品/タイトル/商品 より選択

・前払金を相殺処理する印税金額の対象となる単位を指定します

作品を選択した場合、「商品マスタ」の作品名に、次項で指定する作品名が記載された商品すべての印税金額を相殺対象とします

タイトルを選択した場合、「商品マスタ」のタイトル名に、次項で指定するタイトル名が記載された商品すべての印税金額を相殺対象とします

商品を選択した場合、次項で指定する商品の印税金額を相殺対象とします

作品/タイトル/商品名

リクープ単位の設定に従い、作品名/タイトル名/商品名をプルダウンメニューから選択して入力します

※一部文字の入力で、プルダウンメニューに候補が表示されます

件名

各種お支払明細書品目欄に出力

 例)「〇〇前払印税」「〇〇原稿料」etc.
品目欄出力項目は、「前払金(※固定文字列) 作品/タイトル/商品名 件名」となります。

前払金額(税抜)

前払金額を記載します
有効期間

開始年/月:前払金の相殺を開始する支払年月を指定します

終了年/月:終了年月を指定すると、相殺後前払金残高があっても、指定の年月で相殺処理を完了し、以降は相殺処理なく印税が支払われます

      ※終了年を指定しない場合、前払金残高が0になるまで相殺処理を続けます

前払金の支払いと精算通知

  • ここでは前払金の支払いと精算通知について解説します。
  • 前払金の相殺後残高は、前払金の追加後に画面表示される一覧の「残高(税抜き)」で確認可能です。
  1. 前払金
    • 前払金の支払明細は、「支払処理」により各種お支払明細に出力されます。
      • 各種お支払明細の品目として、「前払金(※固定文字列)+作品/タイトル/商品名+件名」が記載されます。
    • お支払通知書には、内容:各種お支払として、各種お支払明細の合計金額が記載されます。
  2. 前払金精算明細
    • 前払金が設定された支払先宛の支払通知書には、前払金支払明細PDFが出力されます。
    • 記載項目は、以下になります。
      • 前払金対象/件名/前払金額/精算前残高/精算額/精算後残高
    • 前払金精算明細の出力有無は、「帳票設定」の前払金精算明細で指定可能です。
    • お支払通知書には、内容:前払金精算として、前払金精算明細の合計金額を相殺金額としてマイナス表示し、この金額を差し引いた額を支払金額(税抜合計額)とします。
    • 電子印税明細には変更がなく、前払金相殺前の印税金額を記載します。