販路マスタ

  • 電子書籍販売書店/取次の「販路マスタ」設定を行います。
  • 主な書店&取次の設定テンプレートを予め用意していますので、一覧よりお取引のある販路をPUBNAVIに追加し、以下の手順に従い必要な設定を行ってください。
  • 一覧になく、専用の登録が必要な販路は、独自販路を作成するで新規に登録可能です。
  • 「販路マスタ」登録完了後、売上ファイルの取込を行うためには、続いて「スケジュール設定」を行ってください。

販路マスタ追加手順

  • 画面左上のボタンのクリックで販路の追加ウィンドウから取引のある販路を選択し、下表の「販路マスタ設定項目」の記載に従い必要な設定を行ってください。
販路の追加ウィンドウ
  • 販路は売上ファイルの形式ごとに用意されています。
  • 編集項目は、のクリックで編集可能となります。
  • ボタンを押すと、「販路マスタ」一覧画面に反映されます。
  • 独自販路は、ボタンクリック後、「独自販路を作成する」で新規に登録を行います。
  • 一覧にお取引の販路がない場合、サポート宛にご連絡ください。デフォルト登録の対応を検討いたします。
「コミックシーモア」の販路追加について

「コミックシーモア」の売上ファイルは、タイトル単位とコンテンツ単位の2つの明細が提供されます。

コンテンツ単位の明細には支払額がコンテンツごとに記載されていないため売上取込ができませんが、これを追記して売上取込可能にするツールを提供しております。ご希望の場合はこちらよりお申込みください。

本ツールを使用する場合、販路は「cmoa_c コミックシーモア」「cmoa_cr コミックシーモア(レンタル)」を追加してご利用ください。

販路マスタ一覧画面

  • 追加した販路は、上図のとおり一覧で表示されます。
  • 独自販路は、コードの横にアイコンが表示されます。
  • 右端ボタンクリックで、販路の基本情報が表示されます。
  • 右端のでは、以下の操作が可能です。
項目内容
変更する販路マスタ各項目の変更を行います
※販路の停止はこちらで可能です。詳細は取引終了した販路のスケジュール削除についてをご参照ください。
スケジュールを調整する販路ごとのスケジュール設定が可能です
新しい期間の設定を追加する電子 – 掛率の変更を、変更開始時期を指定し設定を行います
売上ファイルの仕様を変更する売上ファイルの取込仕様を閲覧/変更します
削除する販路を削除します
 ※削除後の再追加も可能です

新たに取引開始した販路の追加とスケジュール設定について

  • 上記販路マスタ追加手順に従って、新たに取引開始した販路を追加します。
  • ボタンを押すと、下図スケジュールを調整のウィンドウが開きますので、売上登録を開始する売上年月を指定し、[上記の期間の売上取込スケジュールを作成・更新する]のボタンを押すことで、該当販路の売上取込スケジュールが追加登録されます。
    • 追加時のスケジュールの最終月は、登録済スケジュールの最終月までとなります。
    • 次年度のスケジュール登録は、「スケジュール設定」-「スケジュール作成・削除」で行ってください。登録済全販路でスケジュールが作成されます。
  • スケジュール作成前に上記ウィンドウを閉じてしまった場合は、該当販路右端のからスケジュールを調整するを選択することで、再度ウィンドウ表示が可能です。

取引終了した販路のスケジュール削除について

  • 取引終了した販路は、売上取込実績がある場合、販路削除はできず、停止処理を行います。
  • 販路を停止するには、該当販路右端のから変更するを選択し、有効日を停止する年月日に変更したうえで、ボタンを押してください。
  • 下図スケジュールを調整のウィンドウが開きますので、[yyyy/mm/dd以降の売上取込スケジュールを削除する]のボタンを押すことで、該当販路の有効日以降の売上取込スケジュールの削除が可能です。
    • 売上取込済の売上年月のスケジュール削除はできません。
    • 「スケジュール設定」で次年度以降のスケジュールを新たに作成する場合、有効日が過ぎた販路は除外され、売上取込スケジュールは作成されません。

「サイト設定」について

  • 「売上取込」のスケジュール設定を行うにあたり、書店での販売月に対する販路からの報告/入金月と売上計上月の違いの調整を、「サイト設定」により行います。
  • 書店での販売月と、売上計上月との差分の月数を指定します。 
    • 売上計上月は、電子印税明細の売上年月として表示されます。 ※会計上の売上計上月との一致は必須ではありません。
  • 【設定例1(同一の書店販売月で記載した例)】
  • 書店販売月1月、報告3月、入金4月、売上計上月3月の場合、「2カ月」と設定
  • 書店販売月1月、報告3月、入金4月、売上計上月4月の場合、「3カ月」と設定
  • 書店販売月1月、報告2月、入金2月、売上計上月2月の場合、「1カ月」と設定
  • 【設定例2(入金月で売上計上する場合…同一の入金月で記載した例)】
  • 書店販売月1月、報告3月、入金4月、売上計上月4月の場合、「3カ月」と設定
  • 書店販売月2月、報告3月、入金4月、売上計上月4月の場合、「2カ月」と設定
  • 書店販売月3月、報告4月、入金4月、売上計上月4月の場合、「1カ月」と設定
  • 【設定例3(報告受領月で売上計上する場合…同一の報告受領月で記載した例)】
  • 書店販売月1月、報告3月、入金4月、売上計上月3月の場合、「2カ月」と設定
  • 書店販売月2月、報告3月、入金4月、売上計上月3月の場合、「1カ月」と設定
  • 書店販売月2月、報告3月、入金3月、売上計上月3月の場合、「1カ月」と設定
  • 「スケジュール設定」では、サイト設定に従って「売上取込」のスケジュールが設定されます。
  • 【設定例】
  • 書店A:サイト設定「1カ月」
  • 書店B:サイト設定「2カ月」
  • 書店C:サイト設定「3カ月」
  • 上記設定の場合、売上計上月4月の売上取込対象となる書店販売月は、書店A=3月販売分、書店B=2月販売分、書店C=1月販売分となり、「売上取込」スケジュールが設定されます。
  • より具体的な例は、こちらをご参照ください。
  • 「売上明細」「売上分析」で出力される書店販売月は上記設定に基づき取得されますが、売上ファイルに書店販売月の記載がある場合そちらを優先して取得します(取次等で1つの売上ファイルに書店販売月が異なる複数書店の売上明細が混在する場合、サイト設定によらず個別に各書店の販売月の取得が可能となります)。

「売上ファイル仕様」について

  • 売上ファイル取込の仕様は、販路追加完了後、一覧の各販路右端メニューから、売上ファイルの仕様を変更するで確認、および変更が可能です。
  • 1つの販路で、確定と速報両方が設定された場合、売上ファイル仕様もそれぞれ別に用意されます。
  • 各項目の仕様は、「売上取込設定」をご参照ください。
  • 売上ファイル仕様の変更は、即時反映となり、以降の売上取込は変更後の仕様で取り込まれます。なお、取込済みデータには影響ありません。
  • 売上ファイル仕様に、期間設定はありません。掛率変更のため新しい期間の設定を追加した場合、旧期間/新期間共に設定変更されます。
    ※独自販路の売上取込設定は、「売上取込設定」のメニューから行ってください。
  • デフォルトで用意された販路の売上ファイルの仕様を変更する際の変更例については、こちらをご参照ください。

販路マスタ設定項目

項目説明
コード/名称/カナ/備考/会社名/郵便番号/住所固定項目です。編集はできません。
 ・「独自販路を作成する」場合は、本項目の記載も行ってください。
種別取次/書店の別が設定されます。
 ・「取次」の場合、「書店名」「書店会社名」を売上ファイルから取得します。
 ・「書店」の場合、販路の「名称」を「書店名」として、販路の「会社名」を「書店会社名」として取得します。
TEL/FAX/メールアドレス必要に応じて、メモとしてご記載ください。
取り扱い通貨「JPY」固定。
サイト設定書店での販売月と、売上計上月との差分の月数を指定します。
 ※デフォルトでは、書店販売月と売上ファイル受領月との差分で設定されています。売上ファイル受領の翌月や入金月を売上計上月とする等、運用が異なる場合は、適切な値に変更したうえでご登録ください。
 詳細はこちらをご参照ください。
電子・取扱売上ファイル「通常販売」「読み放題等」「混在」のいずれかが設定されます。
◆「通常販売」
 ・購入に応じて売上&支払が発生する通常の販売を行う書店。
◆「読み放題等」
 ・サブスクリプションモデルで、ユーザーが読んだ量に応じて分配を行う書店。
 ・販売単価DL数は取得せず、支払先向け印税明細書、および「売上分析」にも出力されません。
 ・PV数の取得が可能です。支払先向け印税明細書には出力せず、「売上分析」で参照可能です。
 ・デフォルトで用意する広告売上の販路は、DL数報告が伴わないため「読み放題等」の設定としています。
◆「混在」
 ・種別取次の販路の売上ファイルに、「通常販売」と「読み放題等」の書店の明細が混在している場合に指定します。
 ・売上ファイルに記載された「書店名」に読み放題の文字の記載がある書店を、「読み放題等」として取得します。
各月の売上取込予定日付「売上取込」メニューの一覧に、販路ごとに表示されます。
 ・目安としてご使用ください。将来的に、タスク管理に用いることを検討予定です。
電子-掛率販路×PUBNAVIユーザー様との掛率を設定します。
 ・売上ファイルに掛率記載がある場合、そちらが優先され、ここでの指定は使用されません。
 ・売上ファイルに掛率記載がなく、売上金額入金額の記載がある場合、ここでの掛率を使用した集計は行わず、記載の金額を直接取り込みます。
 ・売上ファイルに掛率売上金額または単価×DL数の記載がなく、入金額の記載のみの場合、売上金額を算出するために、ここでの掛率設定を使用します。
  ※売上金額記載がなく、単価DL数記載がある場合、売上金額算出に掛率は使用せず、単価×DL数で算出します。
 ・売上ファイルに掛率入金額の記載がなく、売上金額の記載のみの場合、入金額を算出するために、ここでの掛率設定を使用します。
電子-速報値有無速報値の取込を行う場合、「あり」と設定してください。「売上取込」画面の該当販路に、速報値取込ボタンが表示されます。
 ・速報値で取り込んだ売上情報は、「印税計算」には利用されません。「売上分析」でのみ出力可能です。
 ※速報値として受領した売上ファイルを「印税計算」の対象としたい場合は、PUBNAVI上で確定値として取り込む必要があります。この場合、確定値の「売上取込設定」を速報値の売上ファイルが取り込めるよう変更したうえで取り込みを行ってください。